2009年11月03日

読書の秋:私の読書方法

 今日はずいぶん冷え込んで、深まる秋を感じる一日でした。二十四節気では、今は霜降 (そうこう)。秋の最後の節気です。11月7日からは、立冬となり、暦の上では冬になります。
 秋も終わろうとしているギリギリのタイミングではありますが、「読書の秋」ということで、今日は私の読書法を書いてみようと思います。

 【 時間を区切った読書 】
 まずは、本の読み方ですが、フォトリーディングで読むこともあれば、普通に読むこともあります。ただし、普通に読む場合でも、ダラダラと読むことはないよう、3日以上にわたって読むことはないようにしています。
 これは、なかなか読み終わらない本というのは、「読み進めてみたが、興味があまり沸かなかった本」の場合がほとんどだからです。
 以前は「読み始めた本は、完全に読み終わらなくてはならない」という義務感のようなものがありましたが、読書を沢山するようになって、このような割り切りができるようになってきました。
 ただし、本の最後のほうに、自分の興味があるトピックがあるかもしれないので、その本を読むこと自体はやめません。「時間がかかっているな」と感じたら、字を追うだけの「流し読み」を開始し、興味をひく一文がたまたま目に入ってきたら、スピードを落として読むようにしています。意外と、自分が興味を持つ箇所では目が留まるものです。

ポストイットつきの読後本 また、読書中に必ずすることが、「ポストイットを貼ること」です。
 「印象に残った箇所」「後からまた読みたい箇所」「用語が定義してある箇所」などなど、とにかく気になったところには、ポストイットを貼っていきます。読後は、左の写真のような感じになります。
 ポストイットではなく、ペンで線を引く、というやり方もありますが、貧乏性が災いしてか、本に書き込みをする気持ちにはなれず、まだその領域に達していません。なはは。

【 ブクログへの登録〜「ダイジェスト読み直し」と写経〜 
 読んだ本は、読書の2-3日後に、「ブクログ」という読書サイトに感想を登録していきます。その際、感想と一緒に、特に印象に残った箇所を、「本書から引用させていただきます」と明記した上で、記載しています。

 実は、このブクログへの登録プロセスの中に、自分にとっては最も重要な読書プロセスが含まれています。それは、ポストイットを貼った箇所だけを読み直す、「ダイジェスト読み直し」プロセスです。
 読書中に貼り付けるポストイットの枚数は、1冊につき平均で10-20枚、多いもので30-40枚程度です。気になる箇所に貼っていったら、ものすごい枚数になりそうなものですが、こんな枚数に大体納まります。
 「ブクログ」に感想を登録する前には、このポストイットを貼った箇所だけを必ず読み直しています。多くても30-40箇所なので、せいぜい15分程度で終わります。
 私の場合は、読後すぐではなく、2-3日経過してから、この「ダイジェスト読み直し」をすることで、その本の内容が自分の中に「落ち着く」ように感じます。読後ちょっとクールダウンしてから、自分の琴線に響いた箇所だけを読み直すと、より自分の中に染み入る、というところでしょうか・・・

 こうして、「ダイジェスト読み直し」をして、その中から、「特に惹かれた」という箇所を5-6箇所選んで、ブクログに引用記載しています。写経ですね。
 引用記載する理由は、文を写経すると、更にその内容が自分の中に入るためと、後で自分で「読書メモ」として読み直すことができるためです。
 当初は、この「特に惹かれた」箇所をエクセルファイルに書き出していましたが、ブクログを使い出すようになって、この形式に落ち着きました。

 【 この読書法のおススメポイント 】
 上記のように、私の読書方法手順は、@時間を区切った読書、A2〜3日後にダイジェスト読み、Bほんの1部だけ写経、というプロセスですが、この読書方法の良い点は、後から本の中の情報を引っ張り出しやすくなることです。
 この読書方法に落ち着いてからは、「どこかでコレに関する情報を見たな・・・ネット?本?テレビ?なんだっけ?うーん思い出せない!! ま、いっか。」、ではなく、「あの本に欲しい情報が書いてあったな」、という程度の記憶はほぼ確実に残ります。
 そこから先は、ブクログの記録を見るか、本のポストイットの箇所だけ見れば、ほぼその情報に行き着くことができます。
 最近は、仕事の資料づくりや、友人との会話において、本からの知識の引用は増えたように思います。以前は、完全に「読みっぱなし」だったのですが、少しは、本に書かれたことを血肉に消化できるようになってきたのかもしれません。

 読書法については、色々な方法が書籍やインターネットで紹介されています。
 私の読書法も、ルーツは、フォトリーディングと本田直之さんの読書法であり、オリジナリティのある読書法、というわけではありません。
 ただ、人真似をするうちに、色々な方法がミックスされ、自分のアレンジが加わり、今日ご紹介した方法に落ち着いています。今後もどんどん、変わるかもしれません。

 みなさんも、自分にぴったりの読書法、見つけてみませんか?

タグ:読書
posted by hana at 21:29| Comment(3) | TrackBack(0) | フォトリーディング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月18日

読書履歴をブクログに

診断士同期のティアラさんのブログで拝見して、ぜひ使ってみたかったブログサービス「ブクログ」を始めてみました。

このブログの右サイドにある本棚が、ブクログで作った私の「バーチャル本棚」です。

この「ブクログ」、本のレビューを残すことに特化したサービスです。
(正確には、amazonで取り扱うすべての商品の感想を残すことができます。)
ブログと、amazonのカスタマーレビューを足して2で割ったようなイメージでしょうか。

本のレビューを残すことに特化しているだけに、読書感想を書くにはとても便利です。
【ブクログの便利な点】
1. いちいちamazonに飛ばなくても、ブクログ上から本を検索して簡単に本の情報・画像を引っ張って来ることができる。
2. カテゴリをいくつでも自由に登録することができる。
3. ★をつけられる。
4. ブクログで作った本棚を、自分のブログに貼り付けられる。(ブログパーツを提供している)
5. 並び替え・絞込み機能が充実している。(著者・★の数での並び替えができる。カテゴリによる絞込みができる)

特に、気に入っているのは5番目の並び替え・絞込み機能がある点です。
いろんな読書・書評ブログにお邪魔すると、オススメ度合い(★の数)や、著者で柔軟に絞り込みができるといいのに、と思うことがよくありました。
それが、ブクログを使えば、簡単に登録されている本に対して検索・絞込みを行うことができちゃいます。便利。

★をつけることについては、批評になりかねないかな・・・と、ちょっと逡巡しました。
けれども、私自身も本を選ぶときには、他の人がつけた★の数を参考にしますし、読んでくださる方には★があったほうが便利ではないかと考え、自分なりの基準を持って★をつけることにしました。
私の★のつけ方(基準)はコチラに載せてみました。めちゃめちゃ、個人的で主観的な★のつけ方ですが^^

今後、読んだ本はこのブクログに登録していこうと思います。
今はまだ、6冊しか登録していません。先週読んだ本と、大阪出張中に読んだ本です。

そうそう。みなさんに、読書状況をご報告しなくては。
大阪出張中は、結局読書がはかどらず、前回ご報告してから3週間で5冊しか読みませんでした。往復の新幹線の中でしか読書しなかったんです。有言不実行です。(しょぼん)
そして、神奈川に戻ってきてからも、まだペースが戻らず、1日1冊は読めていません。今週も、夏休みをいただいているので、通勤読書はできず・・・
来週から、ペースを戻したいデス。

どうぞ、私のブクログ本棚にも遊びに来てください!URLはこちらです。
http://booklog.jp/users/spiralrenewal-books

右側の、本棚の左下に表示されている「家」マークからも飛べますよ〜

posted by hana at 02:32| Comment(3) | TrackBack(0) | フォトリーディング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月20日

診断士試験勉強にもおススメの1冊

1日1冊読書・・・続いいません。ついに、習慣が崩れてしまいました。トホホです。大阪出張にも本を5冊持って行ったのですが、結局2冊しか読みませんでした。
仕事量が多いせいもあるけれど、何より読書時間を積極的に確保しなかったのがまずかったようです。平塚(神奈川)にいるときだって、仕事量はそこそこあります。けれども、通勤時間と、出勤前のカフェでの1時間を読書のための時間として確保しているため、なんとか1日1冊を続けられていました。
やはり、意志の力に頼るより、自分をそう仕向けるような仕組みづくりが大切ですね。「じぶん過信」禁物なり・・・来週は少し工夫したいと思います。
# 余談ですが、『脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める 』を読んで以来、自分を過信しないことを少し意識するようになっています。かばんの中でポストイットが遭難する(=どこに行ったかわからなくなり、ガサガサ探す)回数は大分減りました。(この本についての記事はこちらです)

ちょっと古くなりますが、7月7日の週に読んだ本と、先週読んだ本をあわせてご紹介します。

【7月7日〜7月17日に読んだ本】
1.『インテル戦略転換 』 by アンドリュー・S・グローブ
2.『夢をかなえる メモの習慣 』 by 佐藤伝
3.『小倉昌男 経営学 』 by 小倉昌男
4.『フラット化する世界 [増補改訂版] (上) 』 by トーマス・フリードマン
5.『アフォーダンス-新しい認知の理論 』 by 佐々木正人
6.『ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる』 by 梅田望夫

『フラット化する世界』については、あまりのインパクトに、読書後にすぐにブログに記事を書いてしまいました。(記事はこちらです)

今日は、残りの5冊の中から、『経営学』をご紹介したいと思います。
こちらは、フォトリーディング仲間のはまちゃんから紹介いただいた一冊です。はまちゃん、いつも良い本を紹介してくださり、ありがとうございます!

著者の小倉さんは、ヤマト運輸の元会長で、「宅急便」事業を開始した方です。
本書は3部構成になっていて、第一部には「宅急便」事業を開始するまでの経緯が、第二部には「宅急便」事業の発展の経緯が、第三部には著者の経営哲学が、それぞれ書かれています。

なぜ本書をご紹介しようと思ったかというと、特に第二部の後半以降が、中小企業診断士の試験勉強(特に2次試験)を思い出す内容だったからです。
財務のお話あり、組織のお話あり、オペレーション(業務運営)改革のお話あり。
2次試験のテキストに書かれている内容が、具体的な実例とともに、とてもわかりやすく説明されている一冊、というイメージです。

例えば、私は2次試験勉強のときに、「業態」という言葉に直面し、その意味を感覚的に掴んで使いこなすまでに、少し時間がかかりました。
本書では、「業態化」というタイトルの章が存在し、業態の定義に始まり、トラック輸送という業種に「宅配便」という業態をいかに確立したか(業態化したか)、そして、業態化がなぜ重要か、までが書かれています。
でも、全く教科書臭くないんですよ!とてもわかりやすい。
この章を読んでいたら、「業態化」という言葉を、もっとすんなりと自分のものにできていたかもなぁ、と思います。

ところで、大企業の会長だった著者のお話が、なぜ中小企業診断士の勉強とかぶるのでしょうか?
それは、本書の執筆のきっかけにあるのかもしれません。
著者は、ヤマト運輸の会長を退任後、ヤマト福祉財団理事長となり、障害福祉の共同作業所へ助成を行ってきました。
そこで、共同作業所の運営当事者の方々が、生涯福祉に並々ならぬ情熱を持っている一方で、経営については何も知らない、ということに驚愕し、自身の経営に関する経験について語る「共同作業所パワーアップセミナー」というセミナーを毎年開催してきたそうです。そのセミナーの経験が、本書の執筆のきっかけの一つとなった、と紹介されています。
つまり、本書は、共同作業所の皆さんの経営にも通ずるよう、具体例を吟味して、経営のエッセンスを抽出して、記述されたており、だからこそ、中小企業診断士向けの勉強内容ともばっちりかぶるのではないかと思いました。

中小企業診断士試験を受ける方のうち、以下のような方に、本書をおススメします。
1.今年の1次試験を受ける予定だが、もう、とっても余裕で、2次試験の勉強を視野に入れている方。
2.今年の1次試験を受ける予定だが、試験のことを考えると意味もなく不安になり、勉強に手がつかなくなり、気分転換をしたい方。
3.今年は2次試験から受ける予定で、時間的余裕もある方。
4.ヤマトのあの配送車(ウォークスルー車というらしいです)のことを考えると、もう勉強が手につかなくなるほどの乗り物フェチな方。

また、1次試験に合格されてから、2次試験勉強開始までの気分転換に読むというのも良いかと思います。

ちなみに、私は昨年1次試験を受けましたが、去年の私は、読書どころではありませんでした。えへ。
そういう方は、こうやって1年後に読むのも、もちろんアリですよ〜。

posted by hana at 23:17| Comment(2) | TrackBack(0) | フォトリーディング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする