2009年06月06日

フォトリー・マラソンで体験できたこと

フォトリーディング受講時(詳細はこちら)に立てた目標を達成すべく開始した、「平日の通勤時間+早朝勉強時間を利用して、平日の30日間で、30冊をフォトリーディングする」、という、フォトリー・マラソンも無事に終了することができました。

このフォトリー・マラソンで読んだ30冊については、毎日このブログに感想を書くようにしていました。
ブログ初心者の私にとっては、この「ブログ書き」は、かなり時間がかかる作業であり、毎晩、やっとのことで深夜に記事をアップしていました。こうして、フォトリー・マラソン中は、睡眠不足のしんどい日々が続いてしまいました。

しかし、このようなフォトリー・マラソンの日々の中で得ることができたものは沢山あります。
今日は、どんなことを得ることができたのか、「フォトリー・マラソンを通じて体験できたこと」を書いてみたいと思います。
分類してみると、下記3つの体験になります。

私がフォトリー・マラソンを通じて体験できたこと
(1) 自分を知る
(2) 解が示される
(3) 他人を知る

1つずつ、書いてみたいと思います。

(1)自分を知る
先ずは、フォトリー・マラソンを通じて、今の私の潜在的な「テーマ」「キーワード」を知ることができた、という体験を挙げたいと思います。

私はもともと、「人材育成」「リーダーシップ」「起業」に興味を持っていましたので、結果として、フォトリー・マラソン対象として選んだ30冊は、これらに関連する本が多くなっています。
でも、実際に本を選んでいた時には、これらのカテゴリの本を中心として選ぼう! という意識はあまり持っていませんでした。むしろ、睡眠不足気味な毎日を送っていたため、本を吟味している余裕はあまりなく、「なんとか30日間、本を絶やさないよにせねばっ・・・!」、という気持ちで本を選んでいました。

結果として、私が選んだ本は、著者も割とバラバラだし(神田昌典さん、田坂広志さんの本はそれぞれ2冊読みましたが、それ以外の著者の本は1冊ずつです)、和書・洋書も混在しています。

こんなランダムな本の選び方だったのですが、フォトリー・マラソンを進めるにつれて、あることに気がつきました。
例えば、「人材育成」「リーダーシップ」「起業」という、自分の意識に既に存在していたキーワード以外にも、ある本で、「ああ、これ、興味あるなぁ」というようなキーワードに出会うとします。すると、以降に読む本の中でも、そのキーワードが繰り返し繰り返し出てくるのです。このようにして、フォトリー・マラソン中にはいくつかのキーワードが、どんどん私の前に浮かび上がってきました。

ちなみに、そうやって浮かび上がってきた私のキーワードは,
こんなものでした。
マズローの自己実現欲求、表現力(特にメタファー)、暗黙知、女脳(女性として、女性らしい脳の動きを活用する)、心を開く、NPO、Crazy World(貧富の格差、資本主義の限界 etc・・・)

これらのキーワードが、ランダムに選んだ本の中に、繰り返し出てくるのは不思議な体験でした。そして、これらは、意識していた「人材育成」「リーダーシップ」「起業」というキーワードより、なんというか、よりピンポイントで私の心を刺激するキーワードでした。
おそらく、今後私の進むべき道へのヒントとなるキーワードなのでしょう。

そもそも読書というものは、人間の持つ興味を引き出す力を持っていると思います。
でも、30日間という短期間で、ここまで具体的、かつ、ピンポイントに、今の私の「テーマ」「キーワード」が浮かび上がってきたのは驚きでした。

フォトリーディングは潜在意識を活用するものであり、フォトリーディングを続けている方は、「会うべき人と、会うべきタイミングで出会うことができる」、といった体験もされるようです。
私のフォトリー・スキルはまだ未熟なので、まだまだそこまでの体験には、つながりにくいかもしれません。けれども、未熟なフォトリー・スキルながらも、30日間という期間に毎日フォトリーディングを実施したことによって、潜在意識から私の「キーワード」を取り出すことができたのではないか、とポジティブに考えています。

(2)解が示される
フォトリー・マラソン期間中に、自社内向けに、とあるプレゼンをする機会がありました。
自分にとっては、非常に重要なプレゼンであり、なんとしてもメッセージを出席者の心に届くようにしたいと思っていました。しかし、どのようにすればメッセージが出席者に伝えられるのか、とても悩みました。なぜなら、プレゼンのテクニックの問題ではなく、「今の自分では、出席者の心に響くプレゼンはできない」、とわかっていたからです。でも、一体、どのような自分になればいいか、答えを得ることができないでいました。

しかし、そのタイミングでたまたまフォトリー・マラソンをした本が、私に何が足りないかを教えてくれた、「どんぴしゃ」な内容だったのです。
正直なところ、読み始めるまでは、その本の内容はあまり認識しておらず、「とりあえず選んで買っておいた5-6冊の中から、その日適当に選んだ本」に過ぎませんでした。
でも、一度その本が私の必要としている内容について書いていることに気がつくと、のどが渇いている時にゴクゴクと水を飲むように、その本を読み進めてしまいました。

おかげで、私は自分の問題の解決方法を見つけることができ、プレゼンの方向性を決めることができました。まさに、その本が解を示してくれたのです。
(私が悩みながら行ったプレゼンの記事はこちらです。)

今思うと、そのタイミングで読まなければ、本のメッセージに気づくこともできず、それほど私の心に響かなかったかもなぁ、と思います。
意識はしていなかったけど、必要だったから、そのタイミングで出会って、読んだ。
・・・そんな読書体験をできました。

(3)他人を知る
フォトリー・マラソン中は、普段から接している会社の同僚との会話の中で、自然と本・読書のことを話題にすることが多くなりました。
すると、これらの会話から、彼らの知らなかった一面に気づくことができました。

TRさんは、お洋服や靴にもこだわりのある、さわやかな「シティ・ボーイ」です。
そんな彼が、NPO法人を立ち上げのプロセスを描いた本を紹介してくれ、同時に、彼が社会起業家への熱い思いを持っていることを知りました。(彼が紹介してくれた本のフォトリー・マラソン記事はこちらです。)

また、Mさんは、常にお客様のことを考えている、とても仕事熱心なシステム導入コンサルタントです。面倒見も良く、みんなの兄貴分的な存在です。そんな彼は、いつも多忙であり、まさか読書の時間をとっているとは、思っていませんでした。
ところが、彼は、なんと2年前に園先生のフォトリーディング講座を受講していたこと、そして、彼が、沢山のサービスに関係する本を読んでいることがわかりました。あれほど多忙なのに、サービス業に従事する者として、知見を高める時間を作っていた、ということを知って、頭が下がる思いでした。

こんなふうに、同僚たちについての嬉しい発見をすることができたのも、フォトリー・マラソンのおかげかもしれません。

・・・このような3つの体験は、フォトリーディングそのものと、更には、30日の継続的な読書のおかげで体験できたものである、と思っています。
講座で立てた誓いを守り、フォトリー・マラソンを続けて本当に良かったと思います。これからも、フォトリーディングを続けますかわいい

2009年06月05日

フォトリーディングって・・・その2

「平日の通勤時間+早朝勉強時間を利用して、平日の30日間で、30冊をフォトリーディングする」、という、フォトリー・マラソンも無事に終了することができました。
そこで、この時点での、私なりの「フォトリーディングとは・・・?」を、まとめてみたいと思います。

「フォトリーディングとは・・・?」
(1)フォトリーディング概要
(2)脳の動きを活用する!
(3)どれくらで修得できそう?
(4)フォトリーディング修得を邪魔するものは?
(5)フォトリーディングは資格試験勉強に有効?


昨日は(1)から(3)についてまとめましたので、今日は(4)と(5)について書きたいと思います。

(4)フォトリーディング修得を邪魔するものは?
フォトリーディング修得には、鍛錬が必要である、と昨日書きました。
鍛錬が必要ということは、修得を邪魔する何かがあり、それを克服する必要があるということです。
私は、フォトリーディング修得を邪魔する、最大のものは、「自分の心」だと感じました。

フォトリーディング講座が日本で開始された当時、圧倒的多数を占めていた受講者は、中小企業の経営者だったそうです。
経営者の皆さんは、「とにかく自分の必要な情報を、一刻も早く効率的に手に入れたい」、という動機で講座を受講されていたとのことでした。
「目的は情報入手!」と言い切れるならば、フォトリーディング修得を邪魔するものは比較的少なく、すんなりと修得が進むのではないかと思います。
それは、読書はこうあるべきだ!というような「思い込み」がなく、素直にフォトリーディングの読書方法を受け入れられるからです。

一方、私自身の受講動機は、「1度読んだ本の情報を、自在に記憶の中から取り出せるようになりたい」、というものでした。ちなみに、「速く読みたい」は、動機としては意識していませんでした。
また、私は、もともと読書は好きなほうです。ですから、「最初から最後まできちんと読むのが著者への礼儀だ」「読書くらい、自分の好きなように時間をかけて読みたい」、というような、読書に対する「思い」が、私の中に存在していました。
それでもフォトリーディング講座を受けるくらいですから、このような「思い」は、かなり中途半端な自意識なわけです。「著者への礼儀」、「好きなように読みたい」、と言いながらも、「1度」の読書で何とかしたいと都合よく考えているのです。

このような私の中途半端な自意識は、読書の際に、「1回の通読で全部を読もうとしてしまう」という行動につながってしまいました。
フォトリーディングは、昨日も書いたように、3−5回のメリハリ読みで自分の必要な情報を顕在意識に取り出す手法です。1回の通読では、せいぜい「昔からの達人の読書法」を実践しているにすぎないのです。

実は、フォトリーディングには、最後のステップで、自分の好きなペースで読む「高速リーディング」という通読のステップが用意されています。
ところが、「高速リーディング」できちんと読めばいい、とわかっていても、そのひとつ前のステップである「活性化」という流し読みのステップで、最初のページから一定のスピードで全ページを読む、という読み方をどうしてもしてしまう自分がいました。

自分の心とはこれほど手ごわいものか、と改めて感じました。
今後は、自分の中途半端な自意識から離れるよう心がけながら、フォトリーディングに取り組んでいきたいと思います。

(5)フォトリーディングは資格試験勉強に有効?
これはずばり、「有効である」、といえると思います。

私が受講したフォトリーディング講座には、「資格試験勉強に活かしたい」という動機の受講者も何名かいらっしゃいました。
講師の塚原先生も、フォトリーディング講座を受講した後に、フォトリー・スキルを活用して中小企業診断士試験に合格されています。

フォトリーディングスキルを身につけていれば、顕在意識に情報がなくても、潜在意識にある情報にうまくアクセスすることができます。
例えば、「この問題の選択肢、見たことがある。どんな意味だっけ?」という場合であれば、フォトリーディングを修得していれば、潜在意識から「これだ」と思う情報を引き出しやすくなります。

このようなことができるのであれば、「少ない顕在意識のメモリに一所懸命情報を詰め込む」、というようなストレスから解放されるのではないでしょうか。私自身も、フォトリーディングをきちんと修得してから、診断士試験を受けていれば、より少ないストレスで、もっと楽しく勉強できたかもなぁ、と思います。

また、その他のフォトリーディングのアドバンテージとしては、「メリハリ読書法」を修得しているために、「まずは全体を俯瞰してから、メリハリをつけて詳細に落とし込む」、という勉強手法を自然と採ることができる、という点もあげられるかもしれません。

しかし、フォトリーディングスキル修得には「鍛錬」が必要です。
上記の潜在意識にうまくアクセスする方法など、鍛錬が必要な最たる例ではないでしょうか。

従って、「試験まであと2ヶ月しかない。なんとか短時間で受かるためにフォトリーディングをまず修得しようかな」というケースであれば、その時点でのフォトリーディング修得を、あまりおススメしません。
このようなケースでも、修得するフォトリーディングスキルは、長い人生の中ではもちろん無駄にはならないと思います。
しかし、限られた時間を、フォトリーディングに使うということは、その分の勉強時間が減ることになります。そして投資したフォトリーディングの時間の効果が得られるまでに、試験日が来てしまうのでは元も子もありません。
個人的には、少なくとも、資格試験まで4-6ヶ月、理想的には1年くらいある時点で、フォトリーディングを開始されるといいのではないかと思いました。

次回は、「フォトリー・マラソンを実施してよかったこと、得られたこと」、を書いてみたいと思います!

2009年06月03日

フォトリーディングって・・・その1

「平日の通勤時間+早朝勉強時間を利用して、平日の30日間で、30冊をフォトリーディングする」、という、フォトリー・マラソンも無事に終了することができました。
そこで、この時点での、私なりの「フォトリーディングとは・・・?」を、まとめてみたいと思います。

「フォトリーディングとは・・・?」
(1)フォトリーディング概要
(2)脳の動きを活用する!
(3)どれくらで修得できそう?
(4)フォトリーディング修得を邪魔するものは?
(5)フォトリーディングは資格試験勉強に有効?


今日は、まず(1)から(3)までを書きたいと思います!

(1)フォトリーディング概要
フォトリーディングとは、以下の二つの読書法をミックスした読書法です。
@ 昔から存在する、「読書の達人」と言われるような人たちが実践してきた読書方法
A 脳の能力を最大限に活用した読書方法


@は、「読書の目的をはっきりとさせた上で、目次を活用して、本の構造をつむ。それから、読むべき箇所を重点的に読む」、というような「メリハリ読書法」といえます。
Aは、他の読書法にない、フォトリーディング独自の特徴的な読書法です。後に少し詳しく書きたいと思います。
つまり、フォトリーディングとは、「脳の能力を最大限に活かした、メリハリ読書法」といえます。

(2)脳の動きを活用する!
私が理解している限り、フォトリーディングでは、大きくわけて3通りの方法で脳の働きを最大限に活用します。

まず第一に、フォトリーディングでは、読書中は、常に自分を理想的な心の状態に置くよう心がけます。
理想的な心の状態、とは、リラックスしているのだけれども、集中している、そして心がクリアな状態・・・です。イメージとしては、情報がすーっとカラダと心に染み入るような状態、でしょうか。この状態になると、脳の持つ幅広い能力を活用しやすくなるようです。

第二に、フォトリーディングでは、潜在意識を活用します。
具体的には、1-2秒で1ページずつページをめくっていく、まさに「フォトリーディング」というステップを踏みます。
実際には、このステップでは、本に何が書いてあるか、など全く意識していません(=全く理解していません)。「フォトリーディング」ステップの目的は、本の情報を自分の潜在意識に送り込むことなのです。
このステップの後に、何回かメリハリをつて本を再読しますが、この段階で、情報を潜在意識から顕在意識に取り出し、本の情報を理解していくことになります。

第三に、フォトリーディングでは、脳の「必要な情報を探す」という機能をフル活用しています。
きちんとフォトリーディングの全ステップを踏めば、1冊の本につき、興味のある箇所については少なくとも3−5回はページをめくることになります。しかし、この3−5回のうち、まともに読むのは最後の1回だけです。他のステップでは、まともに読むことはせず、せいぜい目を走らせる程度です。
これがものすごい欲求不満を招きます。きちんと読みたいけどあえて読まないのですから。
しかし、この蛇の生殺し状態のおかげで、「次のステップでは絶対ここだけは読みたい」と思います。そうして得た情報は、色鮮やかに感じられるし、また、忘れにくくなります。

(3)どれくらいで修得できそう?
@昔からの「読書の達人」の読書方法 については、比較的早く修得できるのではないでしょうか。
仕事をする上では、作業にメリハリをつけることは重要なことであり、普段から実践されている方も多いと思います。ただ、読書に対しては、「そこまで読書に効率を求めるか?」という点から、あまり多くの人は行っていないかもしれません。
仕事で意識していることですから、意識しさえすれば、読書に対しても比較的簡単に実践できると思います。そして、この読書方法を実践するだけでも、読書のスピードは十分にあがります。
正直なところ、私がフォトリー・マラソン中に、1日に1冊読むことができた一番の理由は、この読書法を実践できたから、ではないかと思います。

一方、A脳の能力を活用した読書方法 の修得については、鍛錬が必要そうです。
毎回、「理想的な心の状態」に自分を持っていくのも、更にその状態を継続するのも大変です。簡単に気が散ります。というか、そもそも、今の私のレベルは、「理想的な状態にいるつもりだけど、本当にいるのかなぁ?」というレベルなのです。
おそらく、「今は理想的な状態なのか?」とすら考えなくなった頃に、ふと、「あれ、今私気持ちいいくらいに集中している!」という瞬間が訪れるのではないかと思います。
それがいつか?というと、今後も継続して本を読み続ければ、6ヶ月から1年くらいでその状態にいくことができるかもなぁ、となんとなく思っています。
また、1-2秒に1ページをめくる「フォトリーディング」ステップでのページめくりについては、かなり練習が必要です。スムーズにめくれないと、すぐに気が散ってしまうのでページめくりはかなり重要なのです。
とにかく、継続的練習が必要なのです。

次回は、
(4)フォトリーディング修得を邪魔するものは?
(5)フォトリーディングは資格試験勉強に有効?
について書いてみたいと思いますかわいい