2009年11月28日

文系アラフォーマダムから「はてブ」のススメ

 はてなブックマークをご存知でしょうか?
 はてなブックマーク、通称「はてブ」は、「ソーシャルブックマーク」と呼ばれるWebサービスに分類されます。

 ソーシャルブックマークであるはてブの機能 〜
 「ソーシャルブックマーク」であるはてブが持つ機能は3つです。
  1. ウェブ上のブックマークとしての機能
  2. 公開ブックマークとしての機能
  3. 人気投票としての機能

1. ウェブ上のブックマークとしての機能
 ブラウザのブックマーク(お気に入り)を、Web上に残しておける「ウェブ上のブックマーク」機能です。自分が普段使っているパソコン以外のパソコンを使っている時にも、自分のはてブのページにアクセスしさえすれば、いつも使っているブックマークが登録されているため、すぐにお目当てのサイトに行くことができるわけです。

2. 公開ブックマークとしての機能
 自分が登録した、はてなブックマークはインターネット上で公開することができます。そして、単に公開するだけにとどまらず、各ユーザーのブックマークが「つながりやすくなる」ような様々な仕組みが充実しています。
 一例をあげると、私のはてブ上には「 いま、Twitterで人気のサイトがまるわかり 」というサイトが登録されていますが、はてブ上ではその下に「195 users」と同じページを登録しているユーザーの数が表示されています。
はてブ例1
 この「195 users」というユーザー数をクリックすると、下のように195人のユーザー一覧が表示され、各ユーザーのブックマークに飛ぶことができるのです。
はてブ例2  
 このような「つながりやすくする」仕組みの数々は、調べ物をしているときに重宝することがあります。
 まず、調査したい項目の載っているページをGoogleなどで検索した後に、そのページをはてブしているユーザーさんのはてブに飛ぶと、芋づる式に関連する情報が載っているページが見つかることがあります。他の方の「検索力」を拝借できるわけです。

3. 人気投票としての機能
 実は、はてブの機能としては、この人気投票機能が、一番重要かもしれません。
自分のブラウザ上のブックマーク(お気に入り)には、皆さん、よく行くサイトを主に登録しますよね。
 ところが、はてブには、よく行くページを登録する、というよりも、「自分が気に入ったページをどんどん登録する」という使い方をするユーザーが圧倒的に多いです。気に入ったページをどんどん登録するわけですから、1,000以上のブックマークをしているユーザーさんはザラです。そして、そのページは二度と見ないかもしれませんから、「よく行くサイト・ページ」でもなんでもないわけです。
 このように、はてブにブックマークするという行為は、人気投票を兼ねており、実際にはてブのトップページに行くと、多くのユーザーがはてブに登録した「最近の人気エントリー」の一覧が表示されています。
 そして、この「最近の人気エントリー」に表示されているページは、twitterでも、「こんな面白いページがあったよ」と、つぶやかれる頻度が高くなっています。つまり、多くの人が、はてブの人気投票結果を情報ソースの一種として使うくらい、この人気投票システムは機能しています。

 〜 はてブの特徴 〜
 ところで、ソーシャルブックマークは、はてブだけではありません。
 livedoorクリップ、yahooブックマークなどもソーシャルブックマークに分類されるサービスであり、上記3つの機能を備えています。
 ただ、日本国内のユーザー数としては、はてブがダントツで多く、人気投票機能については、ユーザー数が多いほうが機能しやすいため、はてブユーザーがどんどん増えていく、という循環に入っているようです。

 その一方で、他のソーシャルブックマークに比べて、はてブは利用者がテクニカル寄りに偏っている、なんていうことも言われています。インターネット関連のお仕事をされている方や、ネットにとにかく詳しい方が多いということです。
 それゆえに、ちょっとマニアックな香りは否めず、文系アラフォーマダムな私は、はてブに慣れるまで、少し時間がかかりました。(ちなみに、いまも、全ての機能を使いこなしているとはいえない状況であります。なはは・・)
 確かに、はてブの人気エントリには、グルメとか、旅行とか、メイクとか、そういう話題はあんまり見ないですね。あがっているのは、2chにも載っていそうなトピック(社会ネタ系)、ライフハック系、ガジェット系、テクノロジー系(インターネット関連多し)、でしょうか。

 〜 診断士の皆さんへ、はてブのススメ 〜
 そんな人気エントリの中には、文章の書き方や、自己啓発など自分の内面の成長に関するものも散見します。これらは、私の愛読する同世代診断士の、ペパチェさんウシ子さんティアラさんニャン太さん、といった皆さんのブログにもよく登場するトピックです。(正確にいうと、皆さん私よりお若くて、まだアラフォーには入っていないはず。ごめんね、皆さんw)
 ところが、診断士の皆さんのブログがどれくらいはてブに登録されているんだろう、と思って眺めてみても、数えるほどしか登録されていないのです。
 どうやら、診断士コミュニティに、はてブはまだ馴染んでいないようです。

 これは勿体ない。いい記事が沢山あるのに・・

 はてブユーザーはテクニカル寄りに偏っている、といえど、はてなの総ユーザー数は、2009年5月に100万人を超えています。 (注:はてブを運営しているはてなという会社は、ブログサービスなども提供しています。それらのサービスの総ユーザー数です。)
 診断士の皆さんの力の入った記事を、100万人に紹介するチャンスをもっともっと使っても良いのでは、と思った次第です。
 
 また、これからは、Webサービスを使いこなしていくことは必須になるだろうし、広く様々な知見が求められる診断士から、テクニカル寄りとか、文系とか、そういうことに関係なく、ボーダーレスにこういうサービスにトライしていく流れも素敵だな・・・なんて。

 それに、はてブには、こんな使い方もあります。
いい記事だな、と思って、コメントを書こうとするのですが、きちんと書こうとするとうまくまとまらない。で、結局後回しになり、何も書かずに終わってしまうことはないでしょうか?
 でも、はてブに登録することで、「いい記事だね」「共感した」の一言の代わりになるのです。
 実際、はてブの人気エントリには、コメントはゼロなのに、はてブに登録したユーザーが沢山いる、というものをよく見かけます
 もちろん、気持ちをきちんと伝えるにはコメントのほうがいいと思うけど、好意を伝えられる手段は、いくつあってもいいと思うんですよね。

 診断士の皆さん、はてブしてみませんか ;-) (⇒ウィンク)

【関連リンク】
 ・ はてなブックマーク 使い方解説一覧 - できるネット+
 はてなは少しクセがあるので、このサイトを読んで、一度使い方を熟読するとよいと思います。
 ・ はてなブックマークのタグ整理 - DoldoWorkz
 はてブはタグを使って整理していくのですが、その整理のコツが書かれています。(私、まだコレ実践できてません 汗)
 ・ はてなブックマーク・user数の傾向
 はてブで100ユーザが登録する、ってすごいことです。何ユーザくらいだと、どのくらいのサイトなのか、解説してくれています。
 ・ 「へんな会社の作り方」ブクログ書評
 株式会社「はてな」社長の近藤さんの本、「へんな会社の作り方」を読んだときの私の読書メモです。はてブの思想が垣間見える本です。私がはてブを始めるきっかけの一つになりました。
 ・ hanatorax のブックマーク
 えー。何を隠そう、私のはてブです。あまり整理されていないし、思考回路が丸見えになるのでちょっと恥ずかしいですが、参考になれば。

posted by hana at 14:24| Comment(0) | TrackBack(0) | Web Tips | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月21日

twitterで、アンテナをニョキニョキ立てる

 また、twitterのお話です 笑。

 twitterで私がフォローしている、もしくは私をフォローしてくれている人たちは、大体、こんな感じに分類できます。
 ・中小企業診断士・受験生の皆さん
 ・神奈川県平塚市に住んでいる皆さん
 ・猫好きの皆さん
 ・その他のつながりの皆さん
 私の属性というかコミュニティというかは、診断士・平塚・猫、なわけですね。
 
 改めて発見したのは、自分の時間の大半を費やし、長い間、やりがいの源泉であった「仕事」がらみのフォロー、フォロワーは全くいないことです。
 私の勤務しているのは、社員20人程度の小さい会社なんですが、誰一人twitterしていないし、パートナー会社さん・お客さんでも、twitterしてる、という話を聞いたことがありません。

 先日、会社で、
 「エアコンの部品は、夏の気象予測が発表されるずいぶん前に発注をかけなくてはならない。かといって、過去の出荷実績をもとにした需要予測だと、冷夏・猛暑などに左右されて全くあたらない。どうやって発注計画作成のための需要予測をすればいいか」
 という話になりました。(私の会社ではそういうことをするソフトウェアを開発・販売・導入しております)

 みんながあーだこーだ言っていたところへ、「twitterで同じ悩みを持っている人と情報交換しあうのが一番いいと思う」、と真面目に言ってみたのですが、多分「つぃったー」という言葉自体が理解されなかったので、一瞬「?」で場がフリーズし、すぐにそのまま流れていきました。
 我ながら、すごくいい案だと思うのに・・・ というか、みんな、わからない言葉があったら突っ込もうよ。深追いしなかったけど。

 もう一つ、意外と属性としてあぶりだされなかったのは「読書」でしょうか。「読書」は、私が、唯一「趣味」としてあげることのできる項目です。
 もちろん、フォローしてくださっている方の中で、読書好きの方もいらっしゃるのですが、「読書好きな診断士関連の方」、というように、他の属性とかぶっていることがほとんどです。
 読書、だけだと広すぎるので、作家(村上春樹とか)+読書、フォトリーディング+読書というように、もうちょっと絞り込むための属性がないと、コミュニティ形成は難しいのでしょう。

 こうしてみると、仕事にほとんどの時間を費やし、音楽も、スポーツも、アニメも、旅行も、ガールズ的な消費文化(洋服、メイク、グルメ)にもはまっておらず、趣味といえるものは読書くらいな私は、診断士の資格をとってよかった、通勤時間2時間弱の平塚に住んでてよかった、猫飼っててよかった・・・と思ってしまう小市民ですw

 実際、「診断士・平塚・猫」を軸足に、twitter上だけでですが、いろんな方と徐々にゆるく広くつながっていくことができ、今では、「診断士・平塚・猫」ではない、「その他のつながり」の皆さんのtweetも楽しく眺めています。

 こうして、ゆるーいつながりを楽しめるようになってきた結果、ちょっと嬉しい変化が自分に起きてきました。

 実は私、新聞も読まないし、ネットのニュースも見ないから、政治・経済・社会のニュース、恥ずかしいくらいに、全部疎いです。
 なんでだろう、世の中の動きを知りたいという根本的なモチベーションが育っていないんでしょうね。幼少時からのモチベーションのまま、狭いつながりの友人・知人の動きだけ知っていればいや、という気持ちが強いのだと思います。
 それに、最近は、テレビも見ないし、雑誌も読んでないから、ドラマ・映画・お笑いなんかの娯楽や消費文化にも詳しくない。

 「ビジネスパーソンとして、しっておかなきゃ」とは思うものの、本音は興味がない。だから、政治・経済・社会の情報を積極的に取りに行かない。でも、それが少し変わってきたんです。その変化に気づいたのは、夫との会話から。

 夫は、私と違って、世の中の動きを知りたい人。彼との会話で、政治・経済・社会ネタを出されても、私はいつも、「ふーん」「そうなんだー」という、半・上の空な相槌でした。(夫には秘密にしておいてください。説教されます。)
 それが、最近は、「知ってる、それ」、だとか、逆に私から、「xxってこうなるんだって」、だとか発話するようになっていたのです。

 私の情報ソースは全部twitterでした。ニュースが言うのではなくて、たとえゆるいつながりでも、フォローつながりのある人の言うことは、私の興味を惹くんですね。
 例えば、告白すると、この前、twitterで「事業仕分け」という言葉が沢山出てきていたので、ググってしまいました(知らなかった、ってことです)・・・ でも、おかげで「事業仕分け」わかるようになりました。
アンテナにょき
 「新しいビジネスモデルを作れる人っていうのは、アンテナがピンピンと、いろんな方向に向かって立っているもんだ。かか(家での私の呼び名。お母さんの意味)も、twitterなんかのおかげで、最近やっとアンテナが、にょき、にょきと2本くらい立ってきたんだな」・・・という夫のコメントあり。

 アンテナ2本立ててみました。もっと、たくさん立てられるかしら。

タグ:twitter
posted by hana at 12:46| Comment(0) | TrackBack(0) | Web Tips | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月08日

twitterのリムーブから、ネットへ発言する意味を考えた

 twitterの特徴として、「誰かをフォローするのも、フォローをやめることも自由」という点があります。この「フォローをやめること」はリムーブといわれる行為なのですが、いくら「リムーブは自由」とわかっていても、それまでフォローしてくれた人にリムーブされるのは、どちらかというと嬉しくはない体験だというのは想像できます。

 しかし、嬉しくない体験だからこそなのか、リムーブされたかどうか気になる、というのは人の常のようです。
 実際、誰かにリムーブされたら通知してくれる「りむったー」なんていうbot(プログラム)もあるくらいですし、皆さんのつぶやきを見ていると「リムーブされて悲しい」、なんてtweetは沢山見かけます。
 
 私はといえば、フォローするのも、リムーブするのも自由というユルイ感じが、twitteのいいところだな〜、と思っていたので、リムーブされたかどうかを気にしたり、調べたりをする気はさらさらありませんでした。
 
 ところが最近、今までフォローしてくれていた方からリムーブされていることを偶然知ることとなり、軽くへこんでしまいました。
 その方とは、直接の面識は全くないのですが、同姓で、共感できるtweetも多かったので、いつの間にか、勝手に「同志」のように感じていたのですね。
 「どうしてリムーブされちゃったんだろう。私の発言の何かがいけなかったんだろうか。」などと考えてしまいました。
 
 でも、twitterのようなネット上のつながりでは、なぜリムーブされたのか、なんて突き止めようがありません。リアルな知人・友人であれば、とことん話して分かり合ったり、誤解を解いたりできますが、ネット上のつながりでは、不可能とはいわないまでも、かなり難しいことでしょう。

 こんなことを考えていたら、「ブログやtwitterを通じて、ネット上に自分の考えや言葉を発信するということは、全く考え方の違う人、バックグラウンドの違う人たちにも、自分の考えや言葉を発信していることなのだ。」、ということを改めて実感しました。

 著名ブロガーさんであれば、辛口を含む沢山のコメントが来るので、こういったことは当然実感されていることでしょう。ネットに熟練しているヘビーネットユーザーさんも当然のように感じていることかもしれません。
 けれども、私のようなブログ初心者が、早々にそんなことを実感できたのは、twitterの威力です。
 ネット上でオープンになっているといっても、私のブログを見てくれる方は、限られたコミュニティの方たちです。読んでくださっている方々のうち、リアルでも面識のある方は50%には達すると思います。
 一方、twitterで私の発言を見てくださるfollowerさんたちで、リアルに面識のある方は、20%くらいでしょうか。それは、もう、オープン極まりないところへ発言をしているんですよね。

 もしかして、ネット社会で、「xxは嫌い」「xxはむかつく」というブラック目な発言が見受けられるのは、考え方の違う人から、あらかじめ自分を守るためなの防衛手段なのかも、とも思いました。

 じゃあ、私はどうするか?
 びびって発言を辞めるか、防衛路線をとる?

 私は、ネット上で発言しても、100%の相思相愛や、共感が得られる可能性はほぼないし、場合によっては自分も傷つくかも、ということを理解した上で、今までと同じように、ネットに参加しようと思います。
 「情報を発信するってそういうことなのだ」という心構え強化の路線です。

 思えば、自分の考え方を発信してきた著名人ちが、万人ウケしない内容の発言をして、批判を浴びる、というのはしょっちゅう見かける光景です。
 (ちなみに、最近だと、勝間和代さんの「35歳独身限界説」が、このケースにあたるように思います。)

 著名人は、こういうケースに対処するノウハウ・心構えを徐々に備えてきたのでしょうが、今後は、ネットを通じて社会に発言をする一般人も、こういったノウハウ・心構えを身に着けていくのでしょうか。
 考えていることは、皆必ずしも同じではない。だからこそ、自分の考えに自信を持ち、相手の考え方を尊重する。その心構えを持つ。 
 日本人社会には、今まで醸成されにくかったノウハウ・心構えを、ネット社会が後押しすることになるんだったら、スゴイことだと思います。

タグ:twitter
posted by hana at 02:42| Comment(4) | TrackBack(2) | Web Tips | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする